パワーストーンを集め始めた頃の話。
ネットでたまたま知り合った人達とチャットで遊んでいた時、ネットの回線を通じても
何故だかわからないけれど、相手の性格や石の性質がわかるという人がいた。
ちなみにパワーストーンの知識は殆どないんだとか。
じゃあ私の持っている石を見てもらおうと好奇心で申し出た。
方法は私が左手でいずれかの石を持って合図をしてから、その人が
私が手にもっている石の印象や何かをその場で言う
当てもののような方法だった。
最初は半信半疑だったけれど、その人が言うそれぞれの石の印象等が、
よくパワーストーンの効果として書かれてあることに近い内容だった。
もちろん、相手には何の石を手に持っているのかは事前には言っていない。
石の知識はないと言っているけど実は良く知ってる人で、
私の持っている石がメジャーどころばっかりだし、大体見当つくのかもなぁ・・と
お願いしておいてなんだけれど、正直かなり疑っていた(ごめんなさ~い)。
でも、さぁ次はラピスを・・と思って石を持った時、あれ??
ラピスのタンブルが熱を持っている。他の石はみなひんやりしているのに。
(ちなみにこの出来事は夏の夜中・・クーラーがよく効いていた部屋。
石は日の当たらないところにずっと置いてあった)
ヘンだなと思いつつ、とりあえず左手に温かいラピスを握って合図をした。
一分もかからずにその人は
「あれ?なんでその石はそんなにあったかいの?」
この一言で、この人には石が本当に見えてるというか、感じ取れることができるんだ・・
と確信して、ちょっとでも疑ってしまってごめんなさいと心の中で謝った。
ちなみにラピスの印象は
「とても力強い感じがする。でも胸から上、イヤリングなんかにして身に着けてもあまり効果が
ないような気がする」。結構いいとこついてませんか?w
何故ラピスだけが温かかったのかはいまだにわからない(オカルト的?ではなくて、
単に物理的な理由かもしれないし)。
そのラピスはあの日以降、温かくなったことは一度もない。
ちなみに、知らずにニセモノ掴まされてた石を左手に握ったときは
「ん~なにも感じないなぁ。ちゃんと調べてみて、それ、多分ニセモノだと思う。」
後日、やはりニセモノと判明・・orz
いやぁ 世の中っていろんな人がいるもんだわ。
その人は人の性質も色として認識できるようだったけれど、
でもよく言われるオーラの色とはちょっと違う独特のものだった。
便利そうでいいねぇと言ったら、
ヘンな目で見られたら実社会で生きにくいからと、日常生活ではこのことは
誰にも言っていないらしい。
こういう人って知らないだけで実は普通に結構いるのかもしれないな・・。
とても不思議な夏の夜だった。