有閑堂

オカルト好きのブログ

江原@心の処方箋

今回は35歳の主婦から電話での相談。

「夫と2年以上セックスレスでどうすればいいか」という相談。

相談者は、夫の母と祖母は昔から仲が悪く、凄まじい喧嘩を繰り返していたのを見て

女性にある種の恐怖感を持っているんだと夫から聞いていたので、原因は

そのトラウマから来ているのではないかと思っていた。


江原が霊視した見解はそれとは全然違っていた。

この夫は両親から手を「十分すぎる」くらいかけてもらっていた、所謂「過干渉」で、

いまだに幼児性が抜けていない。

たとえば、相談者と喧嘩のような状況になった時、幼児帰りして

ぐずぐずと幼稚な言い訳をしてり、すねてばかりで大人同士の話し合いになっていないのが

江原には視えていたようで、

親の過干渉で大人への成長が妨げられて

内面が大人の男性になりきれていないのが大きな原因だと指摘した。

相談者はそれを聞いて、実はどこかでそう言われるんじゃないかと

思い当たることがあったようだった。


江原は、これは霊的なことで解決するのではなく、

もっと医学的なアプローチをする必要ああり、心理カウンセリングを二人で

時間をかけて受け続けることが重要だと答えていた。


相談者はこれまでもカウンセリングを受けようと思い立ったものの、

どこに相談すればよいのかわからず、実際に受けるところまで行動を起こせずにいると

言っていた。

江原は、それは良い医師、カウンセラーに出会うまで足で探すしかない。

厳しいかもしれないが、(根が深いので)夫を変えるのはとても大変だ。

この人と一緒にいるだけで幸せだと思うのならこのままで良いと思うが、


もしも、相談者自身、子供を持ち育てていく人生を歩みたいと思うのならば、

辛いけど軌道変更をするということも考えたほうがいい。

軌道変更するとなると 人を見捨ててしまったという罪の意識を持つかもしれないが、

今までカウンセリングも受けようとしたし、色々努力してみての結果、降参したとしても

いいんじゃないかと思うので罪の意識を持つ必要はない。


相談者は今まで築いていた関係もあるし、できれば夫に変わって

欲しいと希望を持っていたようだけど、江原はいつも言うような

もっと努力するべきだというような言葉は今回は出なかった。

この夫の内面の問題は簡単にどうこうできるものではなく、かなり根深いのかもしれない。


江原は最後に

自分の人生、後悔のないようにじっくり考えて色々な取捨選択を

今後していって欲しい

と、を締めくくっていた。



かなりデリケートな問題で、見た人によって色々な受け止め方をされるだろう

江原の回答だと思った。