有閑堂

オカルト好きのブログ

夜中なのに

ある病院関係者から聞いた話(ちょっとうろ覚え)。

やっぱり病院というものは、目に見えないはずのものが見えてしまうことがあるそうです。


去年の年末のこと、夜中に病院内を歩いていて、地下にある霊安室の前あたりに差し掛かった時、

おばあさんがすみませんと声を掛けてきて、院内で迷ってしまったとかで

玄関までの道を尋ねてきたそうです。

霊安室の前だったもので、てっきりその人は、あぁ連れ合いのおじいさんが亡くなってその付き添いで

霊安室にいたんだなと思い、普通に道案内して一階のエントランスまで行って

そこでお礼を言われ別れたそうです。

案内を終えて 自分の仕事していた部屋に戻ると、同僚が妙な顔で

「一人でスタスタ歩いてどこ行ってたん?」と聞くではありませんか。

「へ?おばあさんが迷子になってたから道案内してたんだけど」と

何でそんなこと聞くのとか逆に尋ねると

「廊下の向こうで確かにおばあさんの声は聞こえたけど

あれっと思って追いかけて見に行ったら 廊下歩いていくのはお前一人だったよ」

「・・・。」



多分霊安室にいたのは連れ合いのおじいさんではなくて、

そのおばあさん本人で、自分の家に帰りたかったんでしょう。

霊魂になると、時空なんて関係なくなって

壁すり抜けられたり、行き先想えばすぐにテレポートできそうなものなのに

亡くなったのも気づかなくて そういうのができるっていうのもわからんかったのかも。


道案内した人にはおばあさんの姿が本当にくっきりはっきりリアルに見えたので

もしかして生きてる人間以外かもしれない なんて全く思わなかったそうです。


そして 一人には声も聞こえて姿も視えたけど、

もう一人には声だけしか聞こえなかったというのも興味深いですよね。


今度 迷子になった人に出会ったら、本物の人間かどうか判別つかないだろうし

どうするんでしょうかw

わーっと逃げたけど、今度こそリアルに道尋ねられてたら

なんて不親切なんだだとクレームもんですなw


ってこんなの夜中に書いてて自分で怖いんですけど、、アフォや(泣)