ここでオーラな出来事コーナーに。
一つ目のエピソードはタイからで
荒行の末に奇跡を呼ぶ万病に効く薬を作り出す僧侶がいるという。
奇跡の薬の作り方は大きな鍋を薪で熱し、頭に火のついたろうそくを載せ
住職がその鍋の前で呪文を唱えはじめる。
熱された鍋から煙が立ち込めた頃、鍋にヤシの油をなみなみと注ぎ、その上に
108種類の生薬をすりつぶして調合された大量の薬草を入れる。
鍋の前で呪文を唱えていた住職が嗚咽しはじめる。
これはポーオンダムの霊が身体に入った合図だという。
ポーオンダムとは、
16世紀にビルマ軍から首都を取り戻した英雄、アユタヤ朝ナレースエン大王の幼名で
住職が5歳の時にポーオンダムの霊と出会い生薬の作り方を教わったという。
ポーオンダムの霊が身体に入ると、住職は薬草の入った鍋の上に胡坐をかいて座る。
鍋の中の油はグラグラと煮立ち、油の温度を測ると125℃になっているが、住職は涼しい顔で
全く熱くないという。15分程鍋の中に座ったあと さらに142℃まで上がった鍋の中を
素手で鍋の中をかき混ぜ、その薬を集まってきた村人達の背中などに塗っていく住職。
この荒行を既に100回以上行っているらしい。
この荒行は修験道に近いものがあるけれど、荒行と薬草の効果は別として捉えたほうがいい。
108種類の生薬が入っているからよく効くのだろう。
住職が140℃以上の油に座ったり素手で触れたりするのは、エクトプラズムで身体を包んで
保護しているからで、嗚咽が出るのは霊が入ったのではなく、エクトプラズムを
吐いているのではないかというのが江原の見解だった。
霊的なものを感じると嗚咽する人は結構いるらしい。
そして、
住職自身はとても念力の強い人で、相当修行を積んでいるのだろうと江原は感じたようだ。
スタジオに持ってきたその油をスタジオにいた上原さくらが舐めたところ、ユーカリのような
スーっとする感じがすると言っていた。
二つ目のエピソードは イングランドのコベントリーから。
ジョイスは肺炎から心臓発作を起こし、心配停止の危篤状態に陥った。
病院でいろんな処置を施しても回復の見込みはなく、3日間昏睡状態に。
4日目に突然意識を取り戻し、さらに25年前に原因不明で失明した目が見えるようになった。
何故視力が回復したのか医師も原因がわからないという。
そして意識不明の間、ジョイスは臨死体験をしていた。
夢の中で宙に浮き、泉や石、緑の木々、赤い星をずっと遠くに眺めていたら、
二人の男性が現れた。その男性とはジョイスの父親と夫エリックの父親だったのだ。
二人はジョイスに「戻りなさい」と言うと、ジョイスは下に落ちる感覚がして
次の瞬間気がつくと病院のベッドの上だったらしい。
ずっと目が見えなかったジョイスは家族の顔や目に見える全てが美しく、
自分でやりたいことが自分でできる。こんな幸せなことはないとジョイスは話していた。
ジョイスは生きることの素晴らしさ、目に見えることだけが全てではないということ
をデモンストレーションする使命を担っている。
失明した目が見えるようになったのはジョイスが臨死体験をしている間に
ヒーリング的なことが行われていたからだと江原の見解を述べていた。
江原と美輪は、生きてることが一番の奇跡で感謝するべきこと。
不幸の数ばかり数えて生きてはいけないと結んでいた。
来年はポリアンナのように「よかった探し」をしてみようかな・・。
その3に続きます