有閑堂

オカルト好きのブログ

アミ 小さな宇宙人

2000年ころに日本で翻訳出版された エンリケバリオスの「アミ 小さな宇宙人」。

ずっと本屋で平積みになっていたのを散々見てたのに、さくらももこの表紙の絵を見ただけで

手に取ることすらしなかった。

さくらももこの絵がどうのというよりも、

この手の本でさくらももこの絵ってなんか可愛らしすぎて合わない感じがするw


で、とっても今更なんだけど、読んでみようと思った。

自分の中に読むタイミングみたいなものがあるのかもなぁ・・晩生なんですw


内容は、ある子供が海辺で 「見た目」子供の宇宙人と遭遇してその宇宙人との交流からいろいろな事を

学んでいく・・というストーリー。

神との対話」では対話の相手は自動書記してくる「神」で、

この本の対話の相手は「宇宙人」という違いはあるけど、大まかに、かなり大まかには

言いたいことは同じ。「神対」よりも端的に

一番いいたことだけにギュッと焦点を当ててもっとシンプルに書いてあるような感じ。


文中漢字にルビも振られていて、

大人はもう頭固くてどうしようもなくダメだから、未来を担う子供にと

一応子供向けに書かれているようにはなっているけど、どうかなぁ

表現がイマイチ難しいから 早熟なタイプの小学生かそれ以上向けだなw

それに文中にアトランティスとか、水瓶座の時代とかいう言葉が出てくるから

言葉の説明を求められそうだし(苦笑)

説明するの難しいから とりあえず入門として「ムー」読んでくださいと言ってしまいたいw

そのあたりのニューエイジ系の用語?は知った上で読んだほうがいいと思うから

やっぱりニューエイジ系好きな大人向けだと思う。


見かけ少年みたいな宇宙人と遭遇してからのストーリーは

ヘンなリアリティがあって(私がSF読まないからそう感じるのかもしれんw)

ホントに遭遇した人がわざと「夢物語」として書いてるのかもと思わせてくれる。


表紙のさくらももこの絵を目ざとく見つけて子供に読んで欲しいと言われたので

寝る前に少しずつだけど読んでいる。

読み聞かせている一方で、これってさぁ、思想?の押し付けってか洗脳?(←大げさ)してるんじゃ

ないんかと読み進めるのどこかでちょっと躊躇してしまったりしてるけど、どうなんだろうかなぁ。

そんなに害のある斬新なぶっ飛んだこと書いてないし(いや、ぶっ飛んでるんだけど)

ただの物語ってことで、それにちょっとまだ難しいからすぐ忘れるだろうし ま、いいっか・・。


アトランティスの名前が出てくる部分を読んでいる時、ふと見たら

寝息を立てて子供は爆睡していた・・はは、、(苦笑)