有閑堂

オカルト好きのブログ

オーラの泉 間下このみの回1

今回のゲストは間下このみ

「がんばれ玄さん」のCMやバラエティ番組に出ていた子供の頃の印象が強かったので

間下が抱えている病気のことの報道で見た彼女の姿が

いきなり大人になってしまったような気がしてびっくりした。当たり前なのに。

それだけ自分も年取ったってことなんだけど(苦笑)


芸能活動を経て、写真技術を習得するため海外留学しその後11歳年上の男性と結婚した

間下このみ。一人目の子供を妊娠したが、妊娠六ヶ月目に入る時に死産してしまった。

その時、5歳くらいの男の子が出てきて頭をなでて「大丈夫だよ」と声をかけられる夢を

見て、その男の子はもしかして息子だったのかもしれないと思った。


それまで胎動を感じていただけにショックは大きく落ち込んで家の中に閉じこもったり、

無事出産にこぎつけることがことができた人を怨んでしまい、そんな自分に自己嫌悪を感じていた

日々が続いた。

そんな時、たまたまネットで見たサイトに、「毎日 お空の赤ちゃんは貴方のことを見ています。

何とかママを喜ばせようと幸せを運んで来ていますが、赤ちゃんは小さいから小さな幸せしか

運べません。その幸せに貴方は気付いてあげてますか」という文章を見つけた時に

泣いているのは自分のエゴだったんだと感じた間下は、夫の提案から

「小さな幸せ報告会」として、毎日の生活の中でそれぞれは些細なことだけれども

よかったなと思える出来事を夫婦で報告しあうことを始め、

そこから段々と落ち込みから立ち直ることができたと話していた。

マイナスの部分ばかりに気を取られて嘆いてばかりいるが、不幸の数以上に幸せがあることに

気付かずにいる人が多い中、プラスの部分に気付こうとするのはとてもいい提案だと思うと美輪。


その後間下は二人目の子供を妊娠した。

定期健診の時、医師に血液検査の結果に血小板の数の少ないことが気になるのでさらに精密検査を

させて欲しいと言われ、さらに検査を進めると、血管が詰まりやすくなり心筋梗塞脳梗塞を引き起こす

抗リン脂質抗体症候群という治療方法が確立されていない難病を抱えていたことがわかった。

その病は妊婦は胎盤の血管が詰まることで流産や死産につながったり

子供が小さく生まれるリスクが高まるという。

自覚症状がなかったため、検査でわかるまで

間下自身は気付かなかったが、もしかして一人目の子が亡くなった原因はこの病のせいかもしれない。

もしかして今度の子もまた私のこの病気のせいで・・と最悪の事態が頭をよぎったが、

お腹に宿っている子の為に自分が出来うる限り最善の努力をしようと決意。

間下は病気治療について色々調べ、まだはっきりと確立されていない治療法ではあるが、

血液をサラサラにする注射を毎日打つという治療法を選んだ。


元々間下は子供の頃から注射を見ると

気分が悪くなるくらい注射嫌いだったし、毎日となると身体に負担がかかるのではと医師からも

言われたが、子供の為と思ったらそれらも乗り越えることができたと話していた。母は強し。


間下は常に保険の為に最悪のことを考える石橋を叩きまくる人で、

これまでもいろんな困難があったけれど、前向きに気持ちの切り替えがとても早く、

周囲の人のアドバイスをとても素直に取り入れる性格だと江原は評し、実は子供のみならず、

母体ももしかして亡くなってもおかしくない状態だったと前置きで不謹慎を謝りつつ言っていた。

間下は母体ももしかしてとは考えたことがなかったが、子供の命と引き換えでもとは思っていたと

話していた。


血栓は足に溜まり易いからと、間下の夫は毎日30~2時間ずっと足をマッサージしてくれたと

とても感謝しつつ、毎日を乗り越え、間下は去年3月無事女の子を出産した。

自分の子とはいえ、一人の人間をこの世に送り出す責任が果たせたことに安堵し、

嬉しかったし、生まれて来てくれてありがとうと思ったという。

そして、この病気のことを知って欲しいという思いからマスコミを通じて発表したところ、

同じ病気と闘っている人、子育て中の人など多くの人からの励ましの力と共に

一緒に闘ってこれたんだと思うと話していた。


普通に生まれ、生きていくことは奇跡の積み重ねで、生きてるだけでも凄いこと。そして

健康な人は病気=悪と捉えて偏見を持つのではなく、病と闘っている人なんだと

思うべきで、明日は我が身でいつか自分が病を抱える立場になるかもしれないと考えれば

取るべき言動はわかるはず。冷静に病に対しての処置法等だけを考えるべきで、

ただ感情、偏見のみで病を忌み嫌う必要はないんだと美輪は言った。


江原に視えた間下このみの人生の大きなテーマは「女の一生は大変だ」ということ。

いつぞやの「女は産む機械」的な封建的な考えに対しても戦おうとする、

結婚して産んで当たり前というのが前提としたデリカシーのない人の言動は時として悪気は

なくとも人を傷つけてしまう事がある。そういった偏見差別に対しても闘おうとする役目が

間下の魂の奥底にある。


スピリチュアルチェックにあった誰もいない部屋のおもちゃの音が鳴ったというのは

その鳴らした存在と夢の中でなだめてくれた少年は同一人物で

間下のお腹では生きていたが、生きて産まれ出ることができなかった子ども。

悲しいことではあるけれど、

その子は間下のお腹から生きて産まれてくることがないということを前提で間下のお腹に宿った。

何故ならば、間下の病に伝え気付かせる目的だったからだと江原は説明した。

その子との経験がなければ、2人目を妊娠したときに検査に異常があっても

もっと詳しく調べようともしなかっただろうし、出産まで慎重に過ごすこともなかっただろう。


今は子供が出産できて安堵しているだろうけれど、今後も間下自身の病から目を離してはいけない。

検査も継続して行うようにして、自分と子供の為に毎日を過ごして欲しい。

そして病気のことや不育症についてのことを世の中に伝えるという役割を果たすために

自己管理するのも役割だから・・と言いつつ「私も耳痛いですけどね あいたたた(ニガワラ)」と

付け加える江原w

これまでも大変だったろうけれど、(子育ては?)これからが大変なんだから。

自分はどうでもいいというのではなく、子供を一人の人間として育てる責任があるのだから

自分の身体も大切にと美輪。


そして 間下について言い言い方ではないが、所謂悪運が強く、

今までの人生振り返ってみても最悪の事態に陥った時、

かならず手が差し伸べられてきたるはずだと美輪が言うと、

間下は

すぐに不育症がわかったのも運がよかったんだと思う。

そして最初に病に気付いてくれた医師が

間下が生まれた時の出産の助手をした医師の息子だったことを話していた。

やっぱり偶然じゃないかも。


最後に間下は、もしかしてこの病気かもと少しでも思った人は

必ず病院へ検査を受けに行って下さいと結び

この番組でも自分の役目を果たした。



これって収録はいつだったんだろうか。

先週からの芸能ニュースの流れからして話の内容が

微妙にタイムリーだったような気がするんですが。