有閑堂

オカルト好きのブログ

オーラの泉 松田美由紀の回 その2

次の相談者は狩野英孝で、実家の家業?である神社を継ぐべきか、

このまま芸人として全うすべきかという相談。

狩野を見たとき、私は来たーー!と思ったw

以前にこの人をTVで見たときにこの人のバックグラウンドを知りたくなって、

ウィキペディアで調べてみたら、由緒ある神社の長男で39代目にあたると書かれてあった。

そういえば、あの顎がすっとして鼻筋が通っている瓜実顔というんですかね、

先祖代々続く伝統芸能継承者っぽい顔の輪郭してるよなw神職伝統芸能ではないけど。


それを知ってからは、彼のラーメンつけめん・・の芸を見るたびに、この人はここでこんなこと(別にお

笑いがあかんのではありませんが)をしていていいのか?お家の人はどう思ってるんだろうか、もう跡継

ぎは別の人がなるんだろうか?もしくは今は好きなことやっているけど時期が来たらという約束なんか

な・・などと 他所のお家の事なんだから放っといたれよと突っ込みいれてしまうくらい大阪のおばちゃ

ん入ってしまい(ニガワラ)気になって仕方なかったところだったのだw

江原が言うには神社は宗教法人なので、跡継ぎがいなくなった時点でその一族は神社を明け渡し、一族と

神社の関係を断絶しなければいけないことになっているらしい。

狩野が継がないことで、1500年も先祖が代々守り続けてきた思い出、歴史が

無になってしまうと美輪。それには狩野も少し心が痛むようだった。

狩野の祖父が神職を愛していた人で、手先が器用で物を作るのが得意な人だったと

江原が言うと、やはり狩野は祖父に鳥かご釣竿などを作ってもらったらしい。

また狩野が子供の頃から面白い話なども聞かせてくれていたことから、

芸能センスは祖父の影響が強いと江原は言っていた。


狩野は祖父からかなり愛され大事にされていた。

狩野がお笑いの世界に入るために上京することを病床の祖父に告げて

上京一週間後に他界した。今となっては見送るまで逝かずに頑張ってくれたのかなと思うと話していた。


江原は祖父からのメッセージを告げる。

父親にそんなに反発してどうするのだ?

祖父はあの世から 狩野父子のいらぬぶつかり合いをとても心配しているという。

狩野は家族からとても大事に育てられてきたのは、自分を愛してくれているのではなく、

神社の跡継ぎだから大切にしてくれているだけなのだと勝手に誤解して

反発しているだけだが、それは違う、狩野のことが可愛いからそれだけだ。

美輪はその狩野の勝手な誤解を「下衆の勘繰り」という言葉で表し、

もし、跡を継がせるためだけに大事にしていたのならば

芸能界入りすることを絶対に許していないはずだ。

狩野のことを愛しているから好きなことをさせてやろう、

神社は父親の代で終わっても構わないと思って送り出してくれた。無償の愛なのだと諭した。

そんな気持ちをいつかわかってくれるだろうと父親は思っている。

いつかわかってくれる・・という親の信頼と忍耐力が凄いわ。


私なんてもう少し様子をみて待ってから叱ったほうがいいと頭でわかっている時でも

そのちょっとが待てずにフライングして子供にガミガミ口出してしまって、タイミング間違えたかなぁと

後で反省することが多い。修行足らんわ。。て スケールが違うかw

しかも息子だけの話じゃなくて、1500年かけて築き上げてきた一族の歴史が霧散してしまうなんて一

族の大事をしょってのことだし、芸能界入りを許すまで陰ではかなり悩んだろうと

お父さんの心情をつい考えてしまうw


社家の子は社家の子らしくという言葉がある。

そこに生まれた役目もある。受け入れなければならない宿命もある。

それほど抱腹絶倒するような芸でもないし、イケメンでもないw狩野がここまで有名になれたのは、

自分だけの力だけではない。後ろの神々の力があったからだと美輪ははっきり言う。


後ろからバックアップもあって狩野の反発心を満足させてくれた。

その後どうするべきか考えるべきではないのかと美輪は言う。

狩野は反発しながらも神社にお願い事はするし

上京前にお百度参りしたときに使った米粒10個はお守りとして今も持っていると話していた。

さすが御神饌で育てられた身体は本当に神社のことを忘れることなんてないのだろう。

神主の資格は取るべきだと江原ははっきり言う。神主と芸人の二束のわらじでもいいじゃないか。

狩野の神社は由緒正しくて凄い力が宿っている。狩野の知名度が上がれば神社へお参りに来てくれる人は

確実に増え、貢献できるではないかと美輪は説得にかかるw


狩野は先日の大地震で神社が被災したことで、神社を継ぐということについて

立ち止まって考えるようになり始めたところでいいタイミングで江原と美輪に背中を押され

最後には神主の資格を取る決心をしたようだ。

このタイミングで言われないと決心ついたかどうかわからないよなぁ。


番組の終わりまで芸人らしさが全然発揮されなくて、最後まで真剣な表情で

ほんとに素だった狩野英孝

でも終わりはとってもすっきりしたような顔だった。



最後の相談者はハンドボールの宮崎(正しい「崎」の字が出ない)大輔選手。

写真集まで出したらしい。

小学校の時、クラブ活動がハンドボール部しかなく、姉の影響でハンドボールを始めた宮崎。

中学生の時漫画のスラムダンクが流行り影響された宮崎は

ハンドボール部をやめてバスケットをやろうと思ったらしい。

しかしハンドボール顧問の先生が職員会議で他のクラブに入れないで欲しいと頭を下げて他のクラブ顧問

の先生に頼んだというくらい宮崎の素質を見抜いていた。

宮崎はその才能を発揮して高校生の時インターハイ2年連続得点王になった。


そんな宮崎が二度目にハンドボールを辞めようと思ったのは高校卒業時、離婚した母の家計を

助けようと進学をせず就職しようと思ったという。

しかし、才能を見込んだ日体大から誘いを受け日体大に入学し、ハンドボールを続けることになった。

と、何度も辞めようと思うが、その度に周りからハンドボールに引き戻されると宮崎は振り返っていた。

逃れられないはっきりした使命を担ってる人って

どんなにあがいてもそういう流れに引き戻されるんだろうなぁ。

宮崎に与えられたハンドボールの認知度を上げるという使命を果たすと

先輩選手たちの誉れにもなるんだと江原は説明していた。

江原には宮崎が音楽を聴く姿が視えるらしく、それもリズムを刻む曲を好んで聴いているではないかと

宮崎に尋ねるとそうだと答えていた。

リズムの刻む曲を好むのは宮崎の前世が舞踊をやっていた人でその影響らしい。


宮崎には人の心をひとつに集める役目、日本代表を応援する人の心をひとつにする役目もあるという。宮

崎には人の応援する心を吸収して力に変える能力が高いらしい。

スポーツ競技は選手間の戦いだけでなく、応援する者の念と念の戦いでもある。

宮崎は本来は身体は強くないほうで、粘膜系統が弱く風邪を引きやすいタイプだという。

使命を感じたら身体を冷やさないように体調管理は気をつけることと、

特にうたた寝をしないようにと忠告していた。

宮崎は本当によく うたた寝をしてしまうらしく、

・・・家に居なかったですよね??と視られていたかのように焦っていたw

この二人に共通するのは

逃れられない使命を持つ人は・・というのがテーマだったのかな。


前世やオーラの色には殆ど触れなかったけれど、今回は私はかなり楽しめたw

その3に続きます。