京都までミネラルフェア見学に行ってきました。
今回は特に目当ての石もなく、いろいろ眺めるだけでしたがやっぱり楽しかったw
そんな中、ふと目に留まったのが Cherry Blossom Stone または Cerasite 和名 桜石。まんまですw
もともとはマグマと堆積岩が混ざったホルンフェルスと呼ばれる変成岩の中に菫青石が
六角柱状に形成された鉱物だったのですが、いつしか菫青石が白雲母や緑泥石にとって代わり、
それらが風化して岩の中で割れて桜の花のような模様になって出来た石というだけあって
見た目も小さくて可憐な石です。
一般的な桜の花弁は5枚なんですが、鉱物は偶数が基本なので細かいことは気にしないw
そういえば、花弁の数って奇数の品種が多いんだろうか。意識したことなかったけど;^^
昔は桜天神の参拝者に厄除けとして配られていたそうです。
大正時代末期に国の天然記念物に指定され、現在でも桜天神周辺での採掘は禁止されています。
買った桜石には指定地区以外で採掘されたものですと但し書きがありました。
ネットで調べてみると、桜石の宝石言葉は「精神美・潔さ」 桜っぽい。
パワーストーン的な効果は厄除けと集中力を高めると書いてありました。
ちなみに菫青石を宝石用に研磨されたものがアイオライトです。 桜に菫w
私はついつい外国産の石に目が行ってしまいがちなので、たまにはこういう和風な石もいいですね。
京都ミネラルフェアは二条の「みやこめっせ」で月曜日まで開催しています。